三陸ラボラトリ株式会社によるSDGsの取り組み

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三陸ラボラトリ株式会社は、地域資源を活用し、持続可能な社会を目指す取り組みを行っています。当社の活動は、水産業を基盤としながら、環境保護、地域経済の活性化、社会的包摂を推進し、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた具体的なアクションとして展開されています。

SDGsとは?

SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年に国連で採択された、2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際的な目標です。貧困の解消、環境保全、経済成長、平等の推進など、17の目標と169のターゲットで構成されています。

これらの目標は、企業や地域社会を含むあらゆるステークホルダーが協力し、持続可能な未来を築くために不可欠です。当社は、水産業を通じてこれらの目標達成に向けた実践的な取り組みを行っています。

地域資源の持続的な活用

地域連携によるパートナーシップ

社会的包摂を水産業から目指す

私たちが取り組むSDGsの目標

私たちが取り組むSDGsの目標

SDGs目標1: 貧困をなくそう

sdgs1.貧困をなくそう

地域の水産業を支える雇用機会の創出により、経済的な安定と地域活性化を実現しています。
特に、障がい者雇用を通じて貧困の緩和に貢献しています。


SDGs目標2: 飢餓をゼロに

sdgs2.飢餓をゼロに

規格外のほやや認知度の低い魚介類を積極的に活用し、食品ロス削減に取り組んでいます。
これにより、誰もが手軽にアクセスできる新鮮な海産物を供給しています。


SDGs目標4: 質の高い教育をみんなに

sdgs4.質の高い教育をみんなに

特別支援学校との連携を通じ、生徒が実践的なスキルを習得できる環境を提供しています。
これにより、卒業後の就労や社会参加を後押ししています。


SDGs目標10: 人や国の不平等をなくそう

sdgs10.人や国の不平等をなくそう

多様性を重視した雇用方針を掲げ、障がい者が活躍できる職場環境を整えています。
この取り組みは、地域社会全体での不平等の解消に寄与しています。


SDGs目標12: つくる責任つかう責任

sdgs12.つくる責任つかう責任

規格外ほやを廃棄せず再利用するなど、つくる責任を果たしながら、持続可能な消費を推進しています。
これにより、環境負荷の軽減に取り組んでいます。


SDGs目標14: 海の豊かさを守ろう

sdgs14.海の豊さを守ろう

三陸の海洋資源を守るため、持続可能な漁業の実現に取り組んでいます。
間引きわかめや鮮魚BOXの販売を通じて、地域資源の有効活用を進めています。


SDGs目標17: パートナーシップで目標を達成しよう

sdgs17.パートナーシップで目標を達成しよう

漁業者や福祉施設、自治体と連携することで、地域全体でSDGsの目標達成に取り組んでいます。

地域資源を活かした持続可能な取り組み

廃棄されていた規格外の小さなほやを下処理済みにし単位をグラムにして販売

廃棄されていた規格外の小さなほやを下処理を済ませ、一つ一つは小さくても単位をグラムに変え、規格外品を無駄なく活用しています。

新鮮さを維持するため、加工は水揚げ後すぐに行われ、持続可能な生産と食品ロス削減を実現しています。

廃棄されていた規格外の小さなほやを下処理済みにし単位をグラムにして販売
廃棄されていた規格外の小さなほやを下処理済みにし単位をグラムにして販売
廃棄されていた規格外の小さなほやを下処理済みにし単位をグラムにして販売
廃棄されていた規格外の小さなほやを下処理済みにし単位をグラムにして販売
廃棄されていた規格外の小さなほやを下処理済みにし単位をグラムにして販売
廃棄されていた規格外の小さなほやを下処理済みにし単位をグラムにして販売

認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX

実は美味しいのに市場で評価されにくい魚介類を鮮魚BOXとして小売店向けに販売。

これにより、食品ロス削減だけでなく、新たな需要の創出にも成功しています。

認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX
認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX
認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX
認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX

認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX
認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX
認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX
認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX
認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX
認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX
認知度の低い魚介類をセット物にして販売した鮮魚BOX

わかめの育成に必要な間引作業で刈り取り早採りわかめとして販売

柔らかい食感が特徴の早採りわかめを業務用として販売。

季節限定の商品として需要を拡大し、地域資源の最大活用を図っています。

わかめの育成に必要な間引作業で刈り取り早採りわかめとして販売
わかめの育成に必要な間引作業で刈り取り早採りわかめとして販売
わかめの育成に必要な間引作業で刈り取り早採りわかめとして販売
わかめの育成に必要な間引作業で刈り取り早採りわかめとして販売
わかめの育成に必要な間引作業で刈り取り早採りわかめとして販売
わかめの育成に必要な間引作業で刈り取り早採りわかめとして販売
わかめの育成に必要な間引作業で刈り取り早採りわかめとして販売

地域と連携したパートナーシップの強化

漁師・漁協・魚連との連携によって実現した安定供給

漁業者や漁協との協力により、地域産品の安定供給体制を整えています。

この連携は、地域全体の経済活性化にも寄与しています。

特別支援学校とB型事業所と連携し社会参加や職業体験を促進

障がいのある方々が地域社会で活躍できる環境を提供しています。

実際の職業体験や訓練を通じて、自信とスキルを身につける支援を行っています。

卸売業者と小売店・量販店との連携による魅力の宣伝

地域特有の産品を広めるために、卸売業者や小売業者と連携し、商品の魅力を全国に発信しています。

社会的包摂を目指した障がい者雇用の推進

就業・生活支援センターとハローワークと連携し働きたい障害者をサポート

障がい者が適切な支援を受けながら働けるよう、専門機関と密接に連携し、長期的な雇用支援を実施しています。

障がい者の特性を活かした業務設計

それぞれの特性に応じた業務を設計し、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を提供しています。

SDGsの取り組みによる成果

廃棄されるほや162t削減に成功

規格外ほやを活用する取り組みを通じて、年間廃棄量の大幅な削減を達成しました。この成果は、食品ロス削減の一環として高く評価されています。

廃棄されるほや162t削減に成功

B型事業所への工賃が合計932,550円

B型事業所への支援として支払った工賃が合計932,550円(2021年1月〜2022月9月実績)となりました。技術を磨きつつ、経済的自立への支援を実現しています。

B型事業所への工賃が合計932,550円

障がい者雇用実績9名

これまでに9名の障がい者を雇用し、それぞれが自立した生活を送れるよう支援しています。個々のスキルを活かした業務設計を通じて、働きがいのある職場環境を提供しています。

障がい者雇用実績9名

県庁より水福連携のモデル事業として紹介

当社の取り組みは、県庁より「水産業と福祉の連携」の成功事例として認定されました。この評価は、地域の課題を解決しながら持続可能な発展に貢献している証です。
※我々の取り組み達成に行政は一切関わっていません。

水産業と障がい福祉の連携(水福連携)の【水福連携マッチングマニュアル】内で紹介されています。

特別支援学校の技能認定会において認定員となる

特別支援学校で開催した技能認定会では、生徒たちのスキルを評価し、改善点等を指導しました。また、同支援学校にてPTA向けセミナーの講師として、障がい者雇用に対する地域社会の理解促進に努めています。

B型事業所から2名直接雇用へ

B型事業所での訓練を経て、2名の障がい者を直接雇用しました。これにより、障がい者が安心して働ける環境を実現し、地域における雇用の多様性を促進しました。

SDGsに関する受賞歴

SDGs達成に向けたコンサルティングによる更なる取り組み

水産業に特化したwebコンサルティング

三陸ラボラトリ株式会社では、水産業に特化したwebコンサルティングを提供しています。

これにより、地域企業がSDGsの目標を達成するために必要な情報発信力を強化し、持続可能性を実現するための支援を行っています。

se-wideep(エスイーワイディープ)のサイトはこちらをご覧ください。

SDGsを適切に発信するための支援

地域企業や団体がSDGsの取り組みを広く発信できるよう、se-wideepではコンテンツ制作や発信戦略の構築を支援しています。

この支援を通じて、地域全体でSDGsの目標達成に向けた協力を進めています。

小さな水産企業でもSDGsを形にできる

三陸ラボラトリ株式会社のSDGsへの取り組みは、地域社会と連携した具体的なアクションを基盤としています。

廃棄物削減、障がい者雇用の推進、地域資源の有効活用など、各活動がSDGsの目標達成に直結しています。

今後も持続可能な社会を実現するために、地域の課題に取り組み、新たな価値を創造し続けます。